有給休暇が取れない!!6年連続有給消化率世界でワースト1位。

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世界最大の旅行会社、ExpediaInc.のエクスペディアジャパンが2013年の有給休暇・国際比較調査を行った。その有給消化率が世界ワースト1位(日本39%)であり、2位の韓国の倍(70%)の差をつけて6年連続となった。

有休消化年間0日の人は日本世界断トツの17%と働き過ぎというより休むことが出来ない環境。プライベートの充実=仕事の満足度?!今の仕事に満足していない1位日本と世界で最も休めない国に指定された

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週休二日で最低104日取れる公休。そして雇入れの日から起算して6ヵ月継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10日間の働かなくとも働いたと同じ休暇が貰える有給休暇。

ただでさえ公休である週休2日と募集しておきながら守れていない企業が多数存在する。労基法での休日は、1週間に1日以上もしくは4週間で4日以上与えることとなっており、職種によっては年間公休日数が104日以下であっても1週間に1回以上の公休が与えられていれば何ら問題はないとされている為、雇用者は安い賃金でなるべく働かせようとする。

有給日数をみればそこまで差はないのだが、ビジネス優先で休むことが悪(会社への損害)という考えと日本人特有の他人と同じ横並びを好む。

有給をしっかり取っている欧州などは自身の仕事の範囲が明確になっている為、期日通りであれば自分のペースで進めることができる。対して日本は上司から部下へ情報の伝達もいかず、一日の仕事の分量が明確化されておらず、終わっても次から次へと増えていく。そのため自分の受け持っている仕事が定刻になるまでゆっくり進めようとする生産性の低下にもつながっている。

有給がとれる環境ならば自分も取得することを言えるが、取得出来ない環境なら「職場の人は誰も有給取っていない」と否定され追い込むブラックな企業もある。(有給の取得自体は労働の権利である。)

 

有給の支給日数は増えても消化自体が出来ないのと、有給が0日というのも少なくない。

残された手としては有給の買い取りくらいだが、現在日本の労働環境は劣悪であり古い考えの元を急に変えることは不可能な為、法整備に期待するしかないのだ。

 

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