7月1日より始まるソフトバンクのスマ放題。一度は発表したが、ドコモのカケホーダイプランを見て見直し。
ドコモへのMNPが多くなり、焦ったのか通話し放題のプランを発表した。
後出しは前と比較してよりいいサービスを展開するのが常。
ではドコモの新料金プランとどこが違うのだろうか。
結論から言えば料金は全く一緒だ。(ドコモの料金プラン)
月々最低で6500円(税抜)で通話はし放題だ。だがいつかの点で違う部分が多々見られる。
①機種によりパケットプランが違う。
iPhone/4Gスマホは最低6500円、シンプルスマホ(ドコモでいう、らくらくスマホ)の5000円という部分に変わりはない。
フィーチャーフォン(折りたたみ携帯、通称ガラケー)で差が出た。ドコモのパケットパックはスマホと同じプランになっており、最低3500円の2GBまでだ。ソフトバンクは3500円という部分は同じなのだが、使い放題となっている。つまりフィーチャーフォンで動画を見ようが制限にかかることがない。※3日間に1GB超えると制限される。
②余ったデータ量を次の月に持ち越せる。
例えば、一か月5GBまで使用出来るプランに入っていて3GBしか使わなかった場合、ドコモなら切り捨てられていた。ソフトバンクは次の月に持ち越せるため、次の月は余った2GBを足し7GBまで使える。2GBでやりくりしてあまり使わなかった人にとっては朗報だろう。
③家族で個別にパケットパックに加入していると割引になる。
スマ放題に加入し、家族で2回線以上あり、データ定額パックで合計10GB以上のプランに加入していることが条件になっている。ちなみに2GBはカウントになるが割引対象外、割引額は1人300円からとなっている。
④長期契約特典
ドコモはシェアパック代表に対して割引になっているが、ソフトバンクはポイントを最大5倍まであげるサービスにしている。というのもソフトバンクはTポイントに変更となるため、ポイントアップは正直うれしい。3年から始まり2倍スタートだ。
U25の500円割引や家族内のデータシェアはドコモと同じだが、一部キャンペーンを併用出来ないという落とし穴がある。
カケホーダイが始まり、ドコモへ乗り換えが多数出たことから見切り発車で出したプランなのかもしれない。auは後出しが得意で、設備や状況をよく見てから開始するので近々発表があるだろう。そうなると他社に対抗したauはどのような形になるのか見物である。