「MNPでキャッシュバック○万円」というような広告を街中で見かける。販売店ツイッター情報によるとキャンペーン自体は3月16日で終了、その後は大幅減額の予定と書かれていて携帯を買いに来る駆け込み客が多い休日。
キャリア直営オンラインショップでもキャンペーンが3月16日までと一斉に終了になっているのは総務省による指導とされる。
だがそれは本当に終了なのだろうか。
①現在のMNPの流れ
②17日からのキャッシュバックの今後
各キャリアのMNPユーザー争奪戦。
新規契約では純粋に1回線増だが、MNPだと他社契約が-1、自社契約が+1になるのでこちらの方がライバルに差を付けられる。そのため、各社のMNP争奪戦という名の契約獲得競争はますます白熱し、キャッシュバック+投げ売りのような状況になった。ネットでは既存ユーザーを養分と称し、MNPユーザーを乞食と呼ぶ。
前回紹介した携帯会社の投げ売りによる顧客獲得に規制見直し。MNPの販売手法に待った!?にあるMNPのメリット。総務省で行われた討論会を日本経済新聞で取り上げたことから情報が一気に広まった。0円販売やキャッシュバックによる手法はひくに引けないところだったのだ。総務省からの指導が入り、MNP制度のキャッシュバックによるお金のバラマキをやめるきっかけになり、内心ホッとしているのではないだろうか。
3月16日は携帯ショップは駆け込みで凄い混雑。MNP予約番号を発行するコールセンターは通話が繋がらなかったり切れたりするほど込み合っていた。
17時頃にはドコモは回線混雑の為MNP契約自体出来なくなっていた模様。駆け込みの影響で開通待ちに3時間は最低必要だった。それでも契約が通らず難民が大量に出現した(大混雑イメージ)
16日のキャッシュバック額は機種にもよるが平均4万前後。
気になるのは17日からのキャッシュバック額の増減である。
結論としては終わっていない。各キャリアではMNP対象として、2台以上同時に家族でMNPに対しては2台なら1台につき10000円、3台以上なら20000円ずつ上乗せで割引。
16日までは複数台購入によるキャリアキャンペーンが終わるだけであり、ドコモに至っては家族複数台は月末まで継続が確定している。16日終了という一覧キャッシュバック減額の話はブログやSNSなどで騒ぎたてられただけで全くのデマである。
まだ学割シーズンかつ3連休も控えているので現在のキャッシュバック額は維持されるだろう。
とはいえ4月が問題。キャッシュバック額が大幅に下がるのが4月からと噂されており、MNPをするのであれば3月中にするのがよさそうだ。