h.ear on「MDR-100A」早速、実機レビュー

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2015年10月10日発売のh.earシリーズで最も注目度の高いのが、オーバーヘッドタイプの、h.ear on「MDR-100A」だろう。

カラーバリエーションが豊富でハイレゾに対応したSONY渾身の一作だ。

ハウジング上に設けたポート(通気孔)により、低域における通気抵抗をコントロール。振動板の動作を最適化することで低域の過渡特性を改善し、リズムを正確に再現できるようになった。

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仕様

ヘッドホン部
型式 密閉ダイナミック(耳覆い型)
ドライバーユニット 40 mm、ドーム型(CCAWボイスコイル)
感度 103 dB/mW
再生周波数帯域 5Hz-60,000Hz
インピーダンス 24 Ω(1 kHzにて)
最大入力 1500 mW (IEC)
コード長 約1.2 m
入力プラグ 金メッキL型ステレオミニプラグ
質量 約 220 g(ケーブル含まず)

「MDOR-100A」は、頭部にフィットしやすい形状で、ハウジング部は折りたたみが可能。

40mm径ドライバーの振動板には高剛性のチタンコーティングを施して不要な振動を抑え、60kHzまでの広域再生を実現。本体カラーは、「ビリジアンブルー」「シナバーレッド」「チャコールブラック」「ライムイエロー」「ボルドーピンク」の5色だ。

さて、比較対象はMDR-1R.100Aの大きさは一回り小さく、コンパクトになるように作られているせいか上部のクッションが少なめだ。

音質 はいかが?

デザインばかりが取り上げられがちだが、音質もしっかりと作り込まれてる印象。
・低音やや薄め
・華やかな高音

ターゲットとしている年齢を考えても、華やかな高音というのは予想していたが、意外にも、MDR-1Aよりも、薄めの低音に驚いた。「低音のリズムを正確に再現」だったが、聞きこんだ深みの音が少なく感じた。

イージーリスニングほどなら疲れない音、MDR-1Rより好きという人はいるだろう。聞き流しようならいいかもしれない。

おしゃれなカジュアルヘッドホン。ハイレゾに対応しており、音質も悪くない。デザインが質素と言われていたソニーの本気を見た気がする。

SONY h.ear on 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 折りたたみ式 ビリジアンブルー MDR-100A/L

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