人工衛星がハッキング可能?犯罪の危険が高まる。

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情報セキュリティーの世界最大の国際イベント「ブラックハット」の研究発表会が5日、アメリカのラスベガスで開催された。

人工衛星や産業機器など、あらゆるモノがインターネットにつながる「インターネット・オブ・シングス(IoT)」に関するセキュリティー上の欠陥(脆弱性)について報告された。

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結構前ではあるがこんなニュースもあった。

[ワシントン 28日 ロイター]
米中経済・安全保障調査委員会は、米国の人工衛星2基が、
2007年と08年に少なくとも4回にわたって、
中国軍からとみられるハッキングを受けていたとする議会向けの報告書案をまとめた。

報告書案によると、中国の関与を示す直接的な証拠はなかったが、
ハッキングは「中国軍の手法と一致している」という。

今回はハッキング可能とあるだけで上記のとは関係ないが、そもそも人工衛星はハッキングされることを前提として作られていないとのこと。

研究会ではハッキングされても人工衛星は動かすことは出来ないが、誤った情報を送信することが出来てしまうと発表されたのだ。これにより飛行機の航空情報をごまかして混乱させたり、貨物船なのどの位置情報を特定出来ないように出来る。密入国や禁製品の輸送など、犯罪に使われると危険が大きくなる。

さらにこの装置は市場部品で集めて、約12万円作ることが出来ると指摘。情報社会において、セキュリティ対策を急がすよう促した。

 

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