12月25日直営とオンラインのみで限定販売が始まった。
1月6日からauショップで販売が始まるのだが、カスタマイズがしやすく玄人向けから、どうやら完全予約販売制になるようだ。
Firefox OSになったことにより、従来のスマホとは全く異なる。
価格
Fx0は新規・MNP契約限定で「Fx0おトク割」が適用され、基本料である934円のLTEプランの月額が0円。新規契約した場合の通常の料金は安い。「Fx0おトク割」はLTEネットやLTEフラットが適用条件に入っていない。本体を一括で支払ってしまえば月々2円から使用が可能になる。
普通に使用する場合は2GBのネット制限がかかるが、まぁ問題ないだろう。アプリ開発が主な端末なので既にroot化されている。格安Simは使用できないので注意。適用期間終了後、自動的に「LTEフラット(7GB)5,700円/月」に移行となる。
本体価格は49680円 毎月割は合計20520円 一応対象機種2台同時購入で家族スマ得キャンペーンの対象になる。
バッテリー容量 | 2370 mAh |
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CPU | MSM8926/1.2GHz(クアッドコア) |
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メモリ | 内蔵(ROM/RAM):16GB/1.5GB |
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外部:microSDXC™(最大64GBまで) |
対応通信規格 | 4G LTE(800MHz/2GHz)/3G |
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最大通信速度*2 | 受信 150Mbps/送信 25Mbps |
ディスプレイ | 約 4.7インチ IPS HD(1280×720ドット) |
カメラ | メイン:約 800万画素・CMOS |
サブ:約 210万画素・CMOS |
低価格のエントリーモデルが中心だが、Fx0は4.7型のHD液晶にクアッドコアCPU、そして下り最大150Mbpsの4G LTEにも対応するなど、必要十分なスペックを備えている。FeliCa、防水、ワンセグなどの日本向け機能や、キャリアアグリゲーションとWiMAX 2+には対応していない。
Firefox OSはiOSやAndroidと比べると軽量なOSであり、低スペックな端末でも快適に動作し、バックグラウンド通信も少ない。そのため、海外、特に新興国向けのローコスト端末のOSとして既に採用されている。一方でスペックが高い端末は少なく、LTEへの対応や(処理能力が高い)Snapdragon 400を搭載するFirefoxスマホはFx0が世界初だという。
操作上の機能面
ホーム画面はAndroidのアプリ画面のようであり、余計なプリセットアプリがほぼないことからスッキリとした印象をもつ。KDDIとしてプリセットアプリは入っているのだが、必需品ともいえるものが初期搭載されている。
- NAVITIME(ナビタイム 乗り換え案内として使われる)
- LINE(話題のアプリ ただし、通話、スタンプ購入、年齢制限は使用できない)今後は不明
- Framin(スマートフォン上でFirefox OSアプリを簡単に作成することが出来る)Firefoxオリジナル
- LockScreens(静止画だけでなく、webサイトや特定のアプリをロック画面の背景に設定出来る。)Firefoxオリジナル
- au災害対策
Firefox OSには、Webサーバ機能を使ったさまざまなデバイスとの連携、Firefox OSを搭載した開発ボード「Open Web Board」、組み込み機器と連携できるアプリ開発ツール「Gluin」。Fx0をサーバとして利用できる「Web-Cast」機能では、同一のWi-Fiネットワーク上に接続しているFx0同士をタッチすると、一方のFx0で見ていた写真やYouTube動画などのコンテンツを、もう一方のFx0でも再生できる。
デメリットと個人的感想
特別な料金価格の設定、さらにフィルタリング時のauデータシェアが出来ない。Firefoxアプリはほとんどないため、人気なゲームはまずダウンロード出来ない。自由度が高いため、auショップではまず操作やアプリ開発などの案内は難しいだろう。
ただ、通話、ネット、メールだけしか行わない人ならこれで問題はない。
Fx0は万人に向けたものではなく、開発者と新しいモバイルの世界を切り開いていくと言っても過言ではない。