人類は歴史が残されるようになってから、いくつもの未知の大陸や都市、生物、現象が語り継がれている。
未確認生物など空想で描かれたものばかりだ。
しかし、2010年12月2日にNASAが地球外生命体の存在を認めざる得ないと公式に回答した。
76万年前ほどに形成されたとされる。アメリカのカリフォルニア州とネバタ州の州境付近にある塩湖。大きな火山活動地帯の一部がモノ湖。
北アメリカで最も古い湖の一つとして数えられている。
高濃度のヒ素が存在する堆積物の中から細菌「GFAJ-1」株を発見した。
今までは生物の遺伝子を構成するためにリン酸が絶対に必要だと考えられてた。
どの生物にもリン酸基があってそれ以外で遺伝子を構成している生物は見つかっていないのだ。今回ヒ素を摂取して遺伝子を構成してる生物が見つかったことは、“生物”“遺伝子”の定義が今までの定義では収まらなくなった。
今までの定義に反した例外(生物という定義に対して)が地球に存在したのは常識が覆された。ならば地球外生命体(エイリアン)が存在しても不思議ではないだろうと考えられる。
発見者であるNASAに所属していた宇宙生物学者フェリッサ・ウルフ・サイモン(Felisa Wolfe-Simon)とは別の研究者である生物学者のローズマリー・レッドフィールド(Rosemary Redfield)の研究によると「ウルフ・サイモン氏の培養環境よりもさらにリンの量を減らすと、GFAJ-1の増殖はストップしたと。さらにGFAJ-1のDNAにはヒ素が含まれている形跡は全く認められなかった」
新たな研究から導き出される結論は、高濃度のヒ素の中で生息できる細菌も、実際には増殖にリンを必要としているということだ。ただしその必要量は驚くほど少ない。
なので地球外生命体がいたという根拠にはなり得なかったが、こうした発見は地球上で現存する生命とは新たに起源が違う生命が誕生していたことになる。
結局は根拠もなにもない。いろいろ騒がれていたが特殊な環境下の細菌が見つかっただけだった。
余談だが、このモノ湖は観光ツアーもあったりする。
時期によっては美しいようで地獄のような風景を出すモノ湖はツアーとしても人気がある。
そしてモノ湖はエヴァに出てくるシーンにそっくりなことからネット上ではエヴァ湖なんて呼ばれたりする。