ドコモのツートップ戦略、iPhone参入した2013年を振り返る。

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2012年にはiPhone5の発売で大きく顧客を持って行かれた年

auとsoftbankが大きく出る中、しみじみとAndroid端末の韓国製品押しで進めてきたdocomo。

そして2013年。iPhone出す出す詐欺とまで呼ばれていたが、とうとう重い腰を上げたdocomo。

はたしてドコモの戦略はユーザーに響いていたのか。

 

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まず、1月には2012年度のモデルの実質価格が上昇していた。

2012年秋モデルまでは大体実質15120円と月々630円ほどだった。

その後負担額がSO-01Eなど実質25200円以上のモデルが登場した。

そして一次繁忙期である夏。5月15日発表の夏モデルが登場した。

その中でドコモの戦略が既存ユーザーで10年以上、またはガラケー、その両方条件を満たしている人に最大20160円月々サポートの増額をすることを決めた。

対象機種が夏モデルXperia A(SO-04E)とGalaxy S4(SC-04E)をツートップとして売りにだした。

前者は「Xperia Z」の流れをくみつつも、持ちやすいサイズ感&デザインを採用したモデル、後者はグローバル展開されている大画面フラッグシップモデル。

夏を勝利したのがXperia Aだった。価格が最大で実質5040円とお手頃だったのもあるが、最大で実質15120円。Galaxy S4は非防水だったのも理由の一つだと考える。

同じ韓国であるLG電子は日本向けに防水機能をつけているが、日本向けに造られた冬モデルGalaxy Jは防水ではない。

海外ではGalaxy S4 Activeという製品は防水機能ありで発売されている。

またGalaxy S4一部初期不良があるとネットの口コミで広まったのも背景にあると考えられる。

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そしてネット速度もドコモが一番遅い。

三大キャリアのLTE回線速度は? 五大都市圏で徹底チェック

週刊アスキー編集部計測チームが全国五大都市圏30地点で速度テスト。

 

回線速度の測定方法と使用端末

速度テストにはiOS、アンドロイドどちらのOSでも利用できる『SPEEDTEST.NET』を使い、5回計測した平均値を採用した。

同時に通話品質テストも行なったが、いずれの電波状況でも著しく音が悪い端末はなかった。

計測に使用した端末は、ソフトバンクとauの『iPhone5』、ドコモ『GALAXY S III』。また、参考としてプラチナバンド効果計測用にソフトバンクの『iPhone4S』を使用した。

 

ついに待ってたドコモによるiPhone。

9月にはドコモからついに「iPhone 5s/5c」が発売された。これは間違いなく2013年のビッグなニュースだろう。

ドコモ参入した直後はメールが1カ月遅れたり、アップデートするとネットが使えなくなるなど間に合っていなかった部分が多々あった。

しかし発売直後の9月21日。

肝心のiPhone5Sが一部の店でしか取り扱えない、色やモノが無いなど5CはあってもSはないという事態が見られた。

またauからは旧型iPhone5のMNP一括0円の4万キャッシュバックなど投げ売りがあった。

ドコモは思ったより伸びず2週間近くはauが一位、softbankが2位と旧型で販売ランキングが埋め尽くされていた。

11月ごろから全国のドコモショップでiPhoneの販売が決まり、MNP純増も右肩上がりになってきた。

しかしMNPによる転出は止まらず、すでに機種変更してしまったユーザーからは嘆きの声もあった。

 

Appleから新色としてゴールドが発売した。

しかし見た目もそこまでかわらず、インパクトが足りない形となった。

指紋認証でロック解除やアプリ購入時のパスワード解除も出来る機能はわくわくを隠せない。

初めて登録して解除した時は胸を驚かせた。

 

Twitterで「10月には日本でのiPhone販売台数シェアが全体の76%に達し、NTTドコモだけに限っても61%を占めた」といったtweetが流れて一部で注目を集めていたが、今回発表された報告にも先のtweetの内容を裏付ける記述もみられ、「日本市場では10月のスマートフォン販売台数の76.1%をiPhoneが占めた」「iPhoneのシェアは8-10月期の通算でも61.1%」などとされている。

世界ではiPhoneよりAndroidが人気だが、日本はブランド好きなのか、韓国押しや初期搭載アプリのわずわらしさからApple製品が人気を誇る。

スマホ市場ではNECカシオモバイルコミュニケーションズと、パナソニックモバイルコミュニケーションズが撤退し、ガラケーでの販売のみとしている。

唯一SONY製品が人気を保っているが、優遇から外された企業は苦しい思いでいっぱいだ。

ドコモは冬モデルでスリートップ戦略として新たに展開していたが、iPhoneの人気に押され効果はそこまで出ていないようだ。

一年後にはiPhone6の発売される。その情報もちらほら出てきているので今後も3社はiPhone頼りになりそうだ。

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