スーツを着ていると、自然と股の下が破れていたことはないだろうか。
そして、どんどんスーツの上、背広だけが溜まっていく。
破ける原因は太りすぎである。
そもそも何が原因?
股ずれは、歩いているときの外からの摩擦と中からのスレで起こります。
スーツのズボンの内側が体温によって温められ、生地にダメージを受けやすくなっているところへ、足が動くので傷みが進んでしまうのです。
いわゆる股のところが蒸れているような状態である。
汗がついたままにしておくと、硬くなり、そのまま着続けると、擦れの損傷は激しくなる。
衣類全般に言えることだが、水をこぼしたとか雨に濡れてタオルや手で拭こうとすると、摩擦で汚くなったことがあるはず。
それが繰り返され、スーツに穴があいてしまうのだ。
実際に一回り大きめのズボンから、太ももがぴったりサイズのスーツに変えた所、
1か月で2着駄目にしている。
解決策としては、スーツを新規購入時に股当てをつけてもらうことだ。
スーツのズボンは、裏地のないものがほとんどですから、スパッツや男性ならやや丈の短めの股引をはくと、股ずれからスーツを守ることができます。特に汗をかきやすい暑い夏こそ、効果があります。
最後に、残念ながらすでに股ズレができてしまったという方には、一度は股ずれの修理をしてみてください。服修理専門店などて、裏から当て布をし、ミシン刺しをして補強してくれるようです。
ただし、一回3000円から5000円近くするのと、スーツ購入時にちょっとだけ布がポケットとかに入っていると思う。
その布がないと出来なかったりするので要注意。