アニメなどでよく表現される、湖の上に立ち、雲などが反転して見える景色(深層世界みたいなもの)
まさに主人公みたいになれる場所が存在する。
そこは天の鏡ともよばれ、CMなどで一気に広まった場所。
ボリビアのウユニ塩湖である。
ボリビア多民族国(Estado Plurinacional de Bolivia)は南アメリカに位置する。
ウユニ塩湖は、ボリビア西部にある都市ウユニから車で1時間ほど進んだところにある塩の湖だ。
ボリビアですら地球の反対側なので、途中乗り換えの時間を入れても、首都ラパスまで25時間程度かかる。
そこからバスに乗って12時間となると、ウユニ塩湖に着くまでに2日近くかかってしまう計算になる。
そのウユニは標高約3700Mと非常に高い場所にある。
さらにその南北約100km、東西約250km、面積約10582kmという広い面積のウユニ塩湖。
高低差が50センチ程しかないと調査で明らかにされていて、「世界でもっとも平らな場所」としても知られている。
その中央あたりで見渡すと真っ白な景色が広がり、寒い地域なので雪原にいるかのように感じる。
乾期である7月から10月は塩原は乾いているので車でも走ることができる。
掘ると塩がめくれて断層になる。
今回オススメするのが乾期ではなく雨季である1月から4月。
表面から数cmから50cmほどに水がたまり、太陽の光にあてられ湖全体が巨大な鏡と化す。
天空の鏡と呼ばれる所以は、空の雲が反射し、その上を歩いているかのように見えるためである。
苦労してそこまで来たなら、アーティストっぽく写真をとったり、自己世界みたいなものでも創造して楽しめる。
HISなどがウユニ塩湖のツアーなども行っている。
ちなみに近くにホテルもあったりするが、実は塩で出来ている。
なので中も全て塩。ベットなどの一部家具は用意されている。
なによりもその場所に立てることが感動的に思える。
ポカリスエットのCMでもここがロケ地になっている為、テレビでの認知が急上昇。
死ぬまでに一度は行ってみたい場所である。だが昼間、夕方だけではない。
もちろんこれだけ広いので周りには邪魔な光がない。
つまり夜には満天の星空が広がる。さらに鏡に映るため宇宙空間にいるかのように錯覚できる。