ソフトバンク、auの後に続いて、ドコモが2016年度の学割を発表した。
これで大手3大キャリアがそろったのだが、実際にドコモは安くなったのだろうか?
2016年巻き返せるだろうか?
学割の内容に注目していきたい。
受付期間
2016年1月21日(木曜)~2016年5月31日(火曜)
学生の加入条件
・25歳以下であること(年齢が確認出来る証明書必須。保険証など)
・他社から乗りかえ/新規契約/機種変更と同時にXiスマホ/タブ機種ご購入
・家族は対象外
・対象パケットプランにご加入
(シェア子回線は可、ただしシェアパック15(標準以上))
どんな学割なのか?
基本使用料割引
対象料金プランの基本使用料について、初回適用月を1か月目として起算し、最大12か月間、カケホーダイプランの場合に月額1,300円割引、カケホーダイライトプランの場合に月額800円割引。
(24時間通話し放題プランはU25含む500円割引の為、家族には適用されない。)
データ通信量の増量
初回適用月を1か月目として起算し、最大36か月間ボーナスパケットとして毎月5GBをプレゼントします。U25応援割のボーナスパケット1GBと合わせて、毎月6GBプレゼントします。
必須パケット
必須パケットパック |
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解説
スマホ/タブしか選べないのと、データMパックスタートになる為、必然的にライトプランが最安値だが、6200円(税抜)はかかってしまう。そして家族には、もともとあった「家族まとめて割」というシェアパック前提のプラン同時加入で割引しかない。
一応学生にも適用されるから、同時購入が望ましいが、学割期間が1年しかないのが残念。
パケットサービスの増量は、AUのサービスをまねている。
WiFiがある環境ではパケットはそこまで使用しないのと、動画サイトの閲覧を見まくる学生も非常に多いので、ドコモが保有している回線を圧迫してしまう。学割を使用しない大人たちの通信品質も下がってしまう可能性があり、今回学割ってほどでもない。
他社学割比較
筆者が比較して、勝手に順位付け。
ガラケー部門
ソフトバンク1位(AU、docomoがない為)
学生新規料金部門
ソフトバンク1位
ドコモ2位
AU3位
学生機種変更部門
1位ドコモ
2位AU
3位ソフトバンク
学生データ量増量部門
1位ドコモ
2位AU
3位ソフトバンク
家族部門
1位ソフトバンク
2位ドコモ
3位AU。
総評
新規で購入する、または料金を安くしたいならソフトバンクが圧倒的にいい。ガラケーに対しての割引をなくしてしまうのが、家族巻き取りが出来ていないと思う。
今回の学割はライトプランを作ったことによる利益減をデータ量増量でごまかして、少しでも利益を取ろうという狙いが見て取れ得る。
今までは新規にしか適用されなかった学割が機種変更も対象になったのが大きい。