オックスフォード・ディクショナリーが毎年発表している「Word of the year(今年のワード)」がある。
日本で言えば、、世相を1字で表す「今年の漢字」。つい先日発表された、2015年の漢字は「安」だったのは記憶に新しい。
2015年に選ばれたワードというのが、なんと「EMOJI」なのだ。
正式に選ばれたのは「うれし涙の顔」だ。
「絵文字」は1998年ごろから出回っていたが、欧米などで人気が沸騰したのは近年、特に2015年になってからだという。
NTT DoCoMoのi-modeに搭載されたが、キャリア間で絵文字をやり取りして文字化けするのは当然だった為、可愛くもあり実用性の高いものをを取り入れたものが携帯シェアを多く持っていた。(MNPがなかった為)
絵文字は言葉の壁を超える
感情をシンプルに伝えられ、言葉の壁も問題にならず、時には言外の意味などさまざまなニュアンスをも伝えられる便利なツールとして、今ではすっかり世界中で定着した。
ヒラリー・クリントン氏が「奨学金のローン問題についてどう思う?絵文字3つ以内で教えて」というツイートをするほど、もはや絵文字は一般的なものになっています。
How does your student loan debt make you feel? Tell us in 3 emojis or less.
— Hillary Clinton (@HillaryClinton) 2015, 8月 12
絵文字は、文字以上にパワフルなメッセージ性を持っている。そこに目をつけ始めたのが、世界的なブランドだ。そこまで注目され始めている「EMOJI」を放っておくわけがない。
コカコーラ社やドミノピザなどもオリジナル絵文字を作成している。
注目度と関心が高まる中、日本ではLINEのスタンプや絵文字より顔文字で表現しているので
しばらくすれば、それも注目されるようになるのだろうか。