このほかSIMフリー版iPhone 5sの価格も、16Gバイトモデルが6万4800円、32Gバイトモデルが7万800円と7000~8000円値上げしている。
iPhone 6の16Gバイトモデルが7万5800円(税別、以下同)、64Gバイトモデルが8万7800円、128Gバイトモデルが9万9800円。従来から8000円~1万円の値上げとなった。
またiPhone 6 Plusの価格も、16Gバイトモデルが8万7800円、64Gバイトモデルが9万9800円、128Gバイトモデルが11万1800円と、こちらも8000円から1万2000円値上げした。
価格は11月14日に変更となったが、KDDIやドコモ、ソフトバンクのiPhone価格はそのまま継続となっている。
今回の値上げにより、iPhone6Plus 1台でiPadが2台買える計算になる。1ドル115円換算するとここまで値上げがされる。9月のiPhone 6/iPhone 6 Plusの発売時点(1ドル=107円台)と比べても8%ほど上昇、9月以前を比較対象とすれば10%以上の円安となっている。
為替レートだけで判断すれば、値上げもやむをえないレベルの変動幅といえる。他のメーカーや携帯以外の企業は軒並み厳しくなっていることだろう。
アップル製品の米国外での販売価格は、日々刻々と変動するわけではなく、レートが安くなればiPhoneも値下げされるかというとそうではない。
一度値上げされればよほどのことがない限りは、利益のために値下げは行わないだろう。