既に先行機種として、上位版のZX1や互換レベルのFシリーズが発売しており、搭載されていた技術は継承している。
今作のAシリーズの面白い点として、SDカードを使用して容量を拡張することが出来る。
AシリーズはZXと違いAndroid対応ではない。それによりウォークマンとして不必要な操作をせずに済むので、音楽を純粋に楽しむことが出来る。
Android未対応の為操作としてはSシリーズと一緒だ。やはり違うのは各種設定の部分だ。
今作は様々なことが出来るので、設定と調整に時間がかかりそうだ。
記憶媒体 | フラッシュメモリ 外部メモリ |
記憶容量 | 32GB |
---|---|---|---|
対応フォーマット | MP3 WMA AAC WAV AIFF リニアPCM Lossless FLAC HE-AAC |
主な機能 |
日本語対応 FMチューナー 歌詞表示機能 ハイレゾ |
インターフェイス | USB2.0 Bluetooth |
Bluetooth |
Bluetooth 2.1 + EDR |
対応外部メモリ | microSDカード | 電池タイプ | 内蔵 |
再生時間 | 51 時間 | OS種類 | |
内蔵スピーカー | 外部スピーカー付属 | ||
サンプリング周波数 | 192kHz | 量子化ビット数 | 24bit |
A16は32GBで4色、A17は64GBでブラック、シルバーの2色だ。やはりうれしい機能として、CDやMP3などの圧縮音源の高音域を補完し、サンプリング周波数とビットレートを本来の数値より高めることで、最大192kHz/24bit相当まで拡張してハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」を搭載。CDやMP3音源も高音質で楽しむことができる。
さらに、同社独自開発のフルデジタルアンプ「S-Master」をハイレゾ音源に最適化した「S-Master HX」を搭載。高域を含めた全帯域でノイズや歪みを低減し、力強い低音から繊細な高音まで再生可能だ。
プリント基板に、ポータブルヘッドホンアンプ PHA-2と同じ技術手法を採用。ボーカルの定位の向上や、広々とした空間表現、濁りのない音色を再現。
SONYとして、演奏やボーカルを際立たせ、自然で広がりのあるクリアなサウンドを響かす「クリア・フェーズ」音量を上げても、ひずみのない引き締まった重低音を再生。ジャズのベース音などを力強く再生する「クリア・ベース」
パッと見ると良さそうなのだが、ハイレゾ音源に音響効果をつける場合はCD相当にダウンサンプリングすることになる。つまりはイラコライザーのように耳にきこえのいい音を作る機能だ。
ハイレゾは原音になるのだから、少し音に変化を持たせてみたい時に設定して楽しめるわけだ。どうせなら、アップスケーリングするのだからそのまま楽しんだほうがいい。
SONY ウォークマン Aシリーズ 32GB ハイレゾ音源対応 ブルー NW-A16/L |