電気通信事業法はNTT東西とドコモを「市場支配的な事業者」と指定し、グループ内でのセット割引を認めていなかった。
これによりKDDIやソフトバンクが導入しているセット割に参入することが出来る。
KDDIからは自社のauひかりやケーブルテレビとの提携によりスマートバリューという割引を行っている。
ソフトバンクはADSLのホワイトBB割とSo-netの世界最速下り最大2GbpsのNURO 光の割引を行っている。
さて、実質シェアが多いNTTコムのフレッツ光が解禁になるとどこの会社も横並びになる。気になる割引に関してだが、いまだ発表はされていない。しかし各社と同じなら最大1410円(税抜)になるだろう。
ドコモは「固定回線とモバイルを組み合わせた魅力的なサービスを早期に提供したい」(加藤薫社長)との意向を示しており、年明け以降、セット割引を具体化する見通しだが、今回の有識者会合では「SIMロック解除はするが、2年契約における縛りは継続する。」という形で終了した。
ドコモはカケホーダイプランしかないので割引分類もauと同じ方式になるだろう。
SIMロック解除が義務化。解除に伴い予想されるデメリットはある。各キャリアがどこまでサポートしてくるかまでは予想がつかないが、その分既存ユーザーの負担が大きくなるのではないか?実際にドコモの機種変更実質負担額が徐々に上がってきている。