半強制的に課せられた仕事量であり、ノルマを達成しろと
会社からも言われる強制労働のようになっている。
達成したら褒美を用意する場合もあり、未達成なら減給などのペナルティが課せられる場合がある。
年の瀬も近づき、年賀はがきが販売されるようになった時期
日本郵便は職員に大量の販売ノルマを課せている。その数およそ一人1万枚。
現在ではメールの普及により、あけおめメールやスマホアプリLINEを使ってやり取りする若者が増えている。
葉書を書く作業としてとらえている若者としては手軽に送れるメールの方が融通は利く
結果、年賀はがきの需要が少なくなっている現在でもノルマ自体は昔のまま。
配達の合間に客に買ってもらうものだが、売り切れない分は、自費で買い取る。
そのノルマが達成できず金券ショップで年賀葉書を転売する自爆営業を行う。
テレビや新聞で報じられているが、全国の非正規、正規社員が厳しいノルマを課せられている。
買い取る年賀はがきは無地かインクジェットのもの、その方が買い取り額が高いからだという。
年賀はがきは1枚50円、店の買い取りは1枚40円
5,000枚持ち込み20万戻ってくるが、自爆には25万
5万円の損失になっている。それでも「しょうがない」と諦めている。
1万枚のノルマを達成する裏側には自爆営業をするから達成するのは当たり前だ
「かもめ~る」、産地直送食品の提携商品小包の購入など。ノルマは総務などの内勤や非正規社員にも及んでおり、金額が大きすぎて給料で賄いきれず、家族や親戚、友人に頼み込む人もいる。
自爆営業は日本郵便だけではない
ノルマを課せ、自爆営業させる会社はたくさんある。
①携帯販売(販売台数によって会社にインセンティブが貰える→台数足りない自爆しろ)
②保険業界(成績が足りない→保険加入→保険金払えない終了)
③車ディーラー(ノルマ達成のために自腹で登録した新古車 )
④その他営業職(成績足りない→クビになりたくなければ、自爆するしかない。自爆したくなければ、辞めるしかないということだ。)