パソコン、電話、タブレット、時計、TVに続いてペン型のデバイスを作成するつもりらしい。
なぜならアメリカ特許商標庁は、2014年1月28日にペン型デバイスの方向検出などの特許を取得したことを発表したからだ。
この方向検出はペンを持った時の傾きを検知し、描かれる線の太さや濃さの違いを表現出来るようになるそうだ。
Apple公認のスタイラスペンiPenが存在する。
- ペン先が細い
- さらさら描ける
- ペンを画面にタッチする前にタッチされる位置が分かる
- ペンで絵や字を書くときに、手のひらを画面に触れても問題がないパームレスト機能。
通常のスタイラスで正確に描けないのは、タッチした後にしかタッチ位置が分からない。
iPenではペン先がタッチパネルに触れる前から画面に触れる位置が分かるため、非常に正確に絵を描くことが可能。
イラストを書く人なら持っておきたい製品であるだろう。少し高価だが・・・。
そのiPenとは違う書き心地が今回のセールスポイントだ。
おそらくだが、大型が予想されるiPhone6に向けた商品なのかもしれない。
今までのスタイラスペンは指の代わりでしかなかったが、ペン型デバイスの位置や傾きを検知することで本物の紙の上で書いているような感覚になれば、iPadのようなタブレットの活躍の場は広がるだろう。
とはいえ2010年に同様なペン型デバイスの特許を出願していたのだ。
Appleとスタイラスといえば、故スティーブ・ジョブズ氏がiPhoneの発表イベントでスタイラスを「我々は最高のポインティングデバイスである、指を持っている。スタイラスはすぐに無くしてしまう」と酷評したことがあった。
アップルは一度自社で否定した製品をリリースすることがよくある。7インチのタブレットについて「指をヤスリで削らないと使えない」と酷評したが、現在7.9インチのiPad miniはアップルの主力のタブレットとなっている。
サムスン電子の「Galaxy Note」シリーズに 搭載された「Sペン」の様に筆圧や傾きを感知できるものまで、色々種類があるが、それとはどのような差別化されるのか楽しみである。