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今年は蚊に刺されない!?猛暑が原因か?

今年に入り、蚊に刺されていない人は少ないのではないか?

もしくは寝る前にプーンという蚊が飛ぶ音を聞くことは殆どないだろうか?

かつて夏といえば蚊取り線香とともに夏の風物詩のようなものだったが、蚊が減少傾向にある。

気温は35度前後。30度で猛暑と言っていた時代は終わり、年々気温が高くなっている。大阪府が平成15年から蚊の種類を調べるために蚊の捕獲を行っていた。

専門家によると、猛暑になると、卵を産む場所の水たまりが干上がるほか、成虫でも生命を維持することが困難になるという。アカイエカ、ヒトスジシマカとも最適な環境は25度前後。アカイエカは30度以上、ヒトスジシマカは35度以上になると死ぬ可能性があるが、高温になれば日陰にいく。ただ、高温が続くと長生きはできない。

蚊が産卵する場所は水がたまるところで、水が滞留していることが条件だ。卵がかえると、ボウフラという幼虫になる。水が流れる場所では、卵も流失してしまう。その水たまりが少なければ、当然個体数を増やせない。(画像:産経ニュース)

以前のこんな記事をみたことがある。

研究を率いたロンドン大のアンドレア・クリサンティ(Andrea Crisanti)教授は、蚊の遺伝子を組み換えて生まれてくる子孫の大半が雄になるようにし、
最終的には個体群を全滅に導くとしたマラリア対策に関する研究論文が、 10日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。 

人間としては蚊がいなくなってむしろ喜ばしいことなのだが、絶滅した場合環境にどのような影響が出るかわからない。

とはいえ絶対数が少なくなったとはいえ、虫よけスプレーなどの需要は絶えない。