発表会会場では同時発表のポータブルヘッドホンアンプ「AT-PHA100」と組み合わせてのデモが行われた。
ハイレゾオーディオはスマホにも対応してきていることから、一般ユーザーに認知も広がってきており関心を集めている。(ドコモの14-15年冬春モデルは全てハイレゾ対応)
ヘッドホンのラインナップは、ポータブルヘッドホン「ATH-MSR7」「ATH-MSR7LTD」に、インナーイヤーヘッドホン「ATH-CKR9LTD」
ハウジングに天然チーク材を採用した「ATH-W1000Z」「ATH-ESW9LTD」
USB接続タイプのフルデジタルヘッドホン「ATH-DN1000USB」となっている。
11月14日に一番早くATH-MSR7が発売される。独自の音響テクノロジーを結集。音の真実を克明に描き出す高解像度ヘッドホンだ。
- [ φ45mm “トゥルー・モーション” ハイレゾドライバー ]
駆動力を最大限に高め、あらゆる音源を高精細に描き出す新開発φ45mmドライバー。
・高駆動設計ダイヤフラム&ボビン巻きショートボイスコイル。
・各音域のバランスを調整するデュアル・アコースティックレジスター。
・音の歪みを抑えるトップマウントPCB方式。
- [ デュアルレイヤー・エアコントロールテクノロジー ]
音響効果の高い強靭な積層構造と、音の空気経路を緻密に計算した独自技術により原音を忠実に再生。
・不要振動を徹底的に抑制するレイヤードメタル構造。
・低中高域の特性を向上させるトリプルベントシステム。
最大入力は2,000mW、出力音圧レベルは100dB/mW、インピーダンスは35Ω。コードは着脱式で、長さ1.2m/3.0mのY型のものと、スマホ用マイクリモコン付きの1.2mのものの3種類が付属する。プラグはφ3.5mmステレオミニとなる。
かなり力を入れて最高を追い求めた逸品だ。
同じ日に発売されるハイレゾ対応のポータブルアンプAT-PHA100
- パワー段に当社独自設計のディスクリート回路を搭載。
高密度な音声信号を当社が培ってきた音響技術により力強く押し出し、音の立ち上がりやレスポンスを向上。低域から高域の解像度をさらに高めます。
- 不要な歪みを抑えて透き通った中高域再生。
I/V変換回路に、超低歪みでローノイズのオペアンプTI社製LME49720を採用。
近日さらなる詳細レポートを公開予定。今回発表された製品はSONY派である筆者も目が離せない。
なおATH-MSR7オープン価格は、税抜26,880円前後での販売が予想される。