しかし、そのてんぷら油を燃料として再利用する動きが出始めている。
燃料の開発は途方もない苦労の末、実用化にまで至った
その名称も「バイオディーゼル燃料」
バイオディーゼル(BDF)(Bio Diesel Fuel(BDF)) とは
菜種油・ひまわり油・大豆油・コーン油などの生物由来の油や、各種廃食用油(てんぷら油など)から作られる
軽油代替燃料(ディーゼルエンジン用燃料)の総称。
BDFと略されることもある。燃焼によってCO2を排出しても、
大気中のCO2総量が増えないカーボンニュートラルである。
バイオディーゼルは、従来の軽油に混ぜてディーゼルエンジン用燃料として使用できるため、CO2削減の手段として注目されている。
また、従来の軽油と比較して、硫黄酸化物(SOx)がほとんど出ないという利点もある。(環境gooより引用)
2007年頃、アメリカでトウモロコシがバイオエタノールとして転用されるようになり、価格が上昇。
さらに最初は小麦と大豆、続いてコメ、大豆油と種々の調理油の価格上昇したニュースは
まだ記憶に新しいはずだ
このてんぷら油は車だけでなく、発電にも使用することができる。
目黒川一帯をイルミネーションで彩る光のイベントが開催。
この無数の光の電力のもとになっているのが、家庭から出た天ぷら油
使用済みのてんぷら油なので排気ガスが
かき揚げのにおいが出てきたりすることがある。
この油は使用するにあたり、改造をする必要がない
つまり、ガソリンスタンドなどの従来の軽油に継ぎ足しでいれても問題ないということだ。
各自治体や企業でも取り組みが行われている為、近い将来は自分たちの町が一種の油田になりうることだ。