2016年4月から「電力の小売全面自由化」がスタートし、東電といった一般電気事業者しか選択肢がなかった状況から第一歩踏み出すこととなった。
その中でauはauでんきとして、地域の既存電力会社の送配電設備を使って、電気を買うことが出来る。
電力自由化で何が変わった?
「電力の小売全面自由化」になったことによって、au以外でも様々企業が乗り出している。
・伊藤忠エネクス株式会社
・東京ガス株式会社
・三井物産株式会社
・オリックス株式会社 などなど
登録小売電気事業者として、大手企業も参入している。
どの事業者の電気も、地域の既存電力会社の送配電設備を使って安定的に送られるので、品質や停電リスクなどに差はない。したがって、価格や契約時の特典だったりで差別化が図れるようになる。
参入する理由といて、やはり儲かるからだろう。
東京電力は2016年6月より、1キロワット当たり9銭の上乗せを発表している。
標準家庭の料金は1カ月あたり26円の値上げとなる。環境税の値上げに伴って経済産業省に提出したのだ。
国民から1円徴収すれば約1億円だ。統計局のデータによると
日本全国総世帯数:約5184万2千世帯
東電のみ値上げだが、26円の値上げが凄まじいことになるのはおわかりいただけただろうか・・・。
設備云々もあるだろうが、電力はやはり儲かる。給料も上がっている。
一部マンションでは自分で電力を作っているところもあるが、様々なところが電力を販売出来るようになったのは消費者としてうれしい限りだ。
ただどんな料金になるかは4月になってみないとわからない。
AUとしては、電気料金と通信料金とのセット割引やスマートフォンを活用した便利でおトクなサービスの提供も予定しているとのこと。
固定回線とセットのAUひかり⇒スマートバリューによる割引といったもので、更なる割引が受けられることだろう。
ソフトバンクはネット会社と携帯会社が別物の為に、ショップでの問い合わせが一切出来ないといった弱点がある。
AUショップやお客様センターといったところから申し込みが可能となる。AUの場合、固定も電話も全て一つの会社で行っているので手続きだけでなくアフターも簡単そうだ。