7月20日より海開きが始まり、日本各地では海に飛び込む人も増えている。
しかし、海水浴の天敵はクラゲだ。
見ている分には癒しだが、毒性もあり大変危険だ。
一番よくみかけるのがこのミズクラゲ。
毒性はあまり強くなく刺された場合、痒みを伴いますが、痛みはほとんどありません。
ただし大きいミズクラゲだったり、皮膚の角質が薄い顔面や、皮膚が敏感な方は痛みを感じるだろう。
海水浴の時期としては、クラゲが出現するお盆の前までなんて言われていますが、基本的にクラゲは一年中生息。
なのでクラゲと全く遭遇しない安全な時期というのはありません。
しかし、時期によって発生する数が変わってくるので注意する事は可能なのだ。
この画像は横浜、みなとみらいにある海。
すでにいたるところで多くのクラゲが確認されている。
幸いなのは横浜は泳ぐ場所ではないというとこ、そして水クラゲなので毒性が少ないこと。
それよりも、お盆時期を超えたあたりから刺される報告があがる毒性のクラゲだ。
小さいクラゲで傘のサイズは3~5㎝ほど、触手を入れても20㎝位のものです。
お盆を過ぎて良く刺されるのがこのクラゲです。
大群で生息していることが多いので、一度「刺された!」と思ったらすぐに陸に上がって避難。
次々刺されてしまいます。
【 生息場所 】
暖かくて浅い海なら日本のどこにでもいる。
8月中旬から9月下旬にかけて、北は北海道まで生息しているので全国で注意が必要。
【 毒性 】
刺された瞬間、びりっとした痛みがあります。
そのあと、刺されたところが斑点になったり、みみず腫れになって数日腫れが続きます。
【 刺された時の対処法 】
- 海から上がります。
- クラゲの触手が付いたままだったら、触手を刺激しないようにそっとタオルなどでガードしながら取ります。
- 海水を汲んできてもらい、クラゲが触ったところを洗い流します。
- 時間とともに痒くなってくるため、患部を冷やします。腫れが酷くなければ虫刺されの薬などを使います。
とにかく、掻かずに我慢することが一番早く治す方法です。
クラゲに刺されて死亡するケースが絶えないので、クラゲを発見したら即座に撤退することをオススメする。