神秘のカーテン「オーロラ」 見れる時期と撮影法

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天空に起きるオーロラ。

カナダやフィンランドといった
オーロラベルトにかかる地域にて見える自然現象。

今までは2月が一番見える時期といわれていたが、それは間違いであった。

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オーロラの豆知識

オーロラは地表100kmほどから
500kmほどで発生します。

主に見られる地域はカナダ「イエローナイフ」や
フィンランド「サーリセルカ」などの
オーロラベルトと呼ばれる
磁気圏を中心にして、輪状になっている。

地磁気が太陽風を防ぐ時に,
北極と南極の近くでは
磁力線が地球に吸い込まれるので,
そこで太陽風の名残と地球の空気が衝突して光る」

とこんな仕組みになっており、太陽が活発になればオーロラがはっきりと見えるようになる。

オーロラが見える条件

そもそもオーロラを見るためには
3つの条件があります。

1)天空にオーロラが発生していること。
2)暗いこと
3)視野を邪魔するものがないこと

オーロラ自体は一年中発生しています。

でも夏は白夜で一日中明るい日がある為、
やはり寒い時期が一番いい。

オーロラにはレベルがあり、
それによっては酷いことになる。

レベル1
オーロラかどうか殆ど半別の付かない程光の弱いオーロラ。
レベル2
少々薄めの光の弱いオーロラ.動きが殆どなく少々物足りない感じ。
レベル3
ぼんやりとはしているがはっきりとオーロラだとわかり、徐々に動いているのがわかる。
レベル4
夜空にくっきりと緑色に光り、動きもはっきりと目で見てわかるので見応えは十分。
レベル5
ブレイクアップ!オーロラの下端がピンクに光り、非常に動きが早く縦横無尽に走り回る。
オーロラ爆発
数年に一度しか現れない超強大オーロラ。
ちょっと観光に行っただけで、これを見たいと望むのが所詮無理な話!!!

しかし、
2016年3月11日に11年に一度の爆発がおこる予定とのこと・・・

何月が一番いいのか?

オーロラツアーは
11月ごろから3月末頃まである。

その中で2月が一番見れるといわれていたが、
その話は30年前の情報だった。
ここ10年で3月が一番いいといわれており、
3年前より研究者が情報を変更しようと論文を書いている途中とのこと。

サーリセルカ市内では昔は見れていたが、
温暖化の影響で全く見れなくなっている。

ところがオプショナルツアーに参加して、
イナリ湖方面など暗いところに出向いて
オーロラハンティングが行える。

とはいえ、フィンランドよりイエローナイフや
ホワイトホースなどカナダ全般が一番だ。

オーロラを撮影するためには?

コンパクトデジカメやミラーレス一眼でも、
ISO感度、秒露光(バルブ)、絞りが
任意に設定可能な
マニュアル機能を備えたカメラであれば、
だれでもオーロラ撮影のチャンスがあります。

最悪iPhone6でスローシャッターがあるアプリを
使用すれば撮れないことはないです。

しかし、一眼レフカメラとは雲泥の差です。

①IOS感度は6400以上(調整は必要)

② (F値がF1.8やF2.8など数値の小さいもの) もの、そして広角側が20mm前後(35mm換算)

③シャッタースピードは短く出来るもの(2秒以上)オーロラ状態によってシャッタースピードは調節がかなり必要。

④三脚必須

寒い野外ではバッテリの減りは驚くほど早いので、予備バッテリや、スマートフォンであればモバイルバッテリのご用意も忘れずに。

また、野外から暖かい屋内に
カメラをそのまま持って入ると
瞬時に本体やレンズが結露するので、
マフラーやタオルでグルグル巻きにしたり、
ジッブロックにいれるなどの工夫が必要。

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