Appleが中国のユーザーのデータを中国国内のサーバーに保存開始

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AppleのiCloudは電話帳のバックアップや他の端末へ、カレンダーやスケジュールの同期など行うクラウドサービスだ。

「iCloud」の強みはiPhoneのデータのほぼすべてを対象としていること、また自動的に保存されるのでクラウドの存在をほとんど意識する必要がないことだ。

そのサービスは中国のユーザーデータを中国国内のサーバーに保存開始することを発表した。

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このサービスを利用すれば、不具合などの理由で端末を初期化したときや、機種変更などで端末を新しくするときに、データを以前の状態に復元することが可能。また、iPhoneのほかにiPadやMacなど複数の端末を使用している場合、どの端末でデータを更新しても、同期機能によってすべての端末が最新の状態に保たれる。

クラウドサービス自体は他にもあるが、気にしなくてもバックアップ取れたりスムーズなのはAppleの統合性が特徴的だ。

iCloudの処理速度の高速化や信頼性向上に向けた取り組みの一環としている。ユーザーデータは、同国3位の携帯電話会社チャイナ中国電信(チャイナテレコム)が提供するサーバーに保存される。

検閲やプライバシー侵害の懸念から中国国内にデータを保存しない企業も多いが、「全てのデータは暗号化され、チャイナ・テレコムがコンテンツにアクセス出来ない」とし、ユーザーのセキュリティやプライバシーについて真剣に対処していることを強調した。

これは中国だけの話なので我々には影響はないが、日本のデータを中国に置くことになった場合、いくらセキュリティを強化しているとはいえ安心出来ないのがチャイナクオリティ。

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